アメリカで充実した日々を過ごしています
今年の7月、夫の留学に伴い、ロサンゼルスでの生活をスタートしました。
渡米前は、治安や言語の面で、アメリカでの生活に不安もありましたが、言語や文化の違いなど全く気に掛けずにはしゃぎまわる息子から元気をもらいつつ、充実した毎日を過ごしています。幸い、これまでのところ危険な目にあったこともありません。
日本との文化の差を感じることは多々ありますが、中でも、おしゃべり好きな人が多いことには驚きました。全く見ず知らずの人から話しかけられることは日常茶飯事です。どこのスーパーマーケットでも、レジのスタッフと買い物客が楽しそうに会話をしています。当初は、お互い顔見知りなのだろうと思っていましたが、どうやらそうではないようで、見ず知らずの私にも「今日買ったこの肉はどうやって調理するつもり?」とか、「そのスニーカーどこで買ったの?」などといった質問がレジのスタッフから飛んできます。当初はまさかスーパーのレジでそんな質問をされるなんて考えてもいませんでしたので、うまく答えられずにいましたが、最近では、むしろ私の方から日本では見たことのない野菜の調理方法を尋ねたりするようになって、レジでの会話が買い物の楽しみの一つになりつつあります。
また、現在私たち家族は夫が通う大学の寮に住んでいるのですが、ここには、中南米、ヨーロッパ、中東等の様々な国からやって来た留学生とその家族が住んでおり、世界各国の人たちと交流することができます。広大な寮の敷地内には公園がいくつかあり、毎日そこで息子を遊ばせているうちに、私にも息子にも様々な国の友人ができました。
私は、夫より一足早く息子とともに来年の3月に帰国し、4月から業務を再開する予定です。1年足らずの短い滞在ですが、1日1日が刺激的で、私にとっても息子にとっても貴重な経験になっています。残りの期間も、多くの人と出会い、様々な経験をして、復帰後の職務の糧にできればと思っています。