京都の南座で師走に行われる顔見世興行は東西の人気役者が一堂に会する歌舞伎の一大公演です。浄瑠璃の趣味がある友人にお世話いただき、初日の顔見世に行ってきました。 顔見世は、劇場がその翌年に演ずる役者を...
- ホーム
- コラム
弁護士コラム
・民亊弁護の言葉は、民事事件における弁護士の役割を示す言葉として適切である。・民事訴訟は人々のためのものであり、当事者の権利の確立が大事である。・そのために民事弁護の研究、実践、雑誌の発刊などを進めよ...
1 裁判官の仕事ぶり 裁判官は、憲法(76条)で身分の独立が保障され、良心と法律にだけ従って裁判をすればよいとされています。多くの裁判官は誠実に仕事をしていますが、すべての裁判官がいつも適切で納得のい...
1 弁護士任官のシンポジウム 6月3日、日弁連(弁護士任官等推進センター)の主催する「弁護士任官20周年シンポジウム『弁護士任官20年、これまでの成果と課題、今後の克服策』~踊り場からの飛躍を目指して...
1 民亊訴訟法の学会 日本民亊訴訟法学会が5月20日と21日、沖縄国際大学で開催されました。この学会は、民事訴訟法の研究者が会員の大半で、民亊訴訟法に関心がある弁護士、裁判官も入っています。 沖縄の会...
1 江戸時代から民亊裁判制度に国は冷淡日本では、江戸時代から国は民亊裁判の制度に熱心でありませんでした。そもそも今あるような裁判所はなく、行政庁である奉行所で、刑事裁判のかたわら民亊事件も受け付けると...
1 団藤重光元最高裁裁判官のノート 本年4月15日、NHK・Eテレで特集「誰のための司法か~団藤重光 最高裁・事件ノート~」という番組の放送がありました。この番組は、刑法学の第一人者で東大教授や最高裁...
大阪弁護士会と東京弁護士会の司法問題を扱う委員会は、2023年3月11日、大阪の弁護士会館で意見交換会を開きました。毎年開催している恒例の交流会で、私も委員として出席しました。 今年は、①「法律扶助と...
1 江戸時代の訴訟 日本の今の訴訟制度は、明治になって西洋の近代訴訟制度を導入したものです。それでは江戸時代の訴訟はどのようであったか。法制史の本に書かれていますが、法制史は対象が広く、弁護士でも法制...
1 近畿弁護士会連合会は、司法問題対策委員会が中心となり、近畿の6つの弁護士会の共催を得て、昨年(2022年)11月29日、「法定審理期間訴訟手続の問題点」と題するシンポジウムを開催しました。私はシン...