1 近畿弁護士会連合会は、司法問題対策委員会が中心となり、近畿の6つの弁護士会の共催を得て、昨年(2022年)11月29日、「法定審理期間訴訟手続の問題点」と題するシンポジウムを開催しました。私はシン...
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弁護士コラム
明けましておめでとうございます。 コロナ感染症は日本で見つかってまもなく3年になります。最近も毎日多数の感染者が出ていますが、行動制限がなくなり、だいぶ元の生活が戻ってきました。 各新聞(朝日、毎日、...
弁護士から見て、高い評価がされている裁判官と低い評価がされている裁判官がおられます。大阪弁護士会は、2014年から大阪の裁判所の裁判官について評価情報を集めて毎年公表しています。この3年間は新型コロ...
1 イタリアの民亊訴訟法学者の指摘 イタリアの民亊訴訟法学者でフィレンツェ大学の学長も務めたピエロ・カラマンドレーイ教授(1889年~1956年)の「訴訟と民主主義」(小島武司教授ら訳)(中央大学出版...
2022年7月13日、東京地裁(朝倉佳秀裁判長ら3人の合議体)は、東電の福島原発の事故について株主らが旧経営陣に損害賠償を求めていた裁判で、元会長ら4人の旧経営陣に13兆円の損害賠償を命じる判決を出し...
1 トラック火災事故と訴訟 最高裁から2022年4月19日付けの決定が事務所に届きました。決定は、相手方であるいすゞ自動車の上告受理申立を退けたもので、私たちの事務所が担当していました訴訟が当方の勝訴...
この半年間に読んでいただいたことの多かった記事は、次のとおりです(2021年11月から2022年4月) 1 地裁の民事合議事件は危ない(なりたての判事補が主任になっている問題)(2019年9月) 2...
民事裁判においてオンラインによる訴状の提出や裁判所の記録の電子化など、インターネット等の電子技術を取り入れるための民事訴訟法の改正法が、今、国会で審議されています。その中に、審理期間を6か月に限定した...
1 「新たな訴訟手続」の提案 現在、法制審議会の民事訴訟法(IT化関係)部会で、「新たな訴訟手続」という名前の期間限定訴訟の新設が検討されています。2021年2月の中間試案では、甲案と乙案の2つの制度...
私が担当しています或る裁判で、当方は勝訴判決を受け、相手方が最高裁に上告受理申立てをしました。お客様から、「最高裁の判決・決定が出るのはいつ頃か」との質問を受けました。最高裁の判決・決定が出ますと、判...