「法律時報」の2024年5月号(通巻1202号、同年5月1日発行)に、私が書きました「訴訟当事者の権利―丁寧で親切な訴訟を実現するために―」という論説が掲載されました。法律時報は、日本評論社が発行...
書評カテゴリー
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1 江戸時代から民亊裁判制度に国は冷淡日本では、江戸時代から国は民亊裁判の制度に熱心でありませんでした。そもそも今あるような裁判所はなく、行政庁である奉行所で、刑事裁判のかたわら民亊事件も受け付けると...
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1 イタリアの民亊訴訟法学者の指摘 イタリアの民亊訴訟法学者でフィレンツェ大学の学長も務めたピエロ・カラマンドレーイ教授(1889年~1956年)の「訴訟と民主主義」(小島武司教授ら訳)(中央大学出版...
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週末に「ペンタゴン・ペーパーズ(最高機密文書)」(原題はThe Post)(スピルバーグ監督)という実話を基にした映画を見てきました。 アメリカの新聞社(ニューヨーク・タイムズ)が、ベト...
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リンカーンの映画を見まして関心が沸き、文庫本の「リンカーン演説集」(岩波文庫)を読みました。リンカーンがアメリカの大統領であったのは1860年から1865年で、日本では明治になる直前の幕末の時代です。...
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宮本憲一さんは、大阪市立大学名誉教授、滋賀大学名誉教授で、財政学と環境経済学の学者です。全国で公害問題が発生してきた1964年(昭和39年)に「恐るべき公害」という新書を庄司光教授と書かれました。その...
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「法服の王国 小説裁判官」という本を最近読みました。小説ですが、実際の数々の裁判が紹介され、誰がモデルであるかがわかる最高裁長官が登場したり、実名で弁護士が書かれているなど、フィクションとノンフィクシ...
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書店で何気なく手にした文庫本が、「アウシュビッツを一人で生き抜いた少年」という本でした。今年(2012年)1月に文庫本(朝日新聞出版)として出たそうです。 少年はチェコに両親と住んでいましたが、5歳の...
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戦争中に、司法の独立を守った大審院の裁判官たちの話しを読みました。司法の独立といえば、明治時代の大津事件のときの児島惟謙大審院長が有名ですが、この話しも、もっと知られるべきだと思います。 昭和17年の...
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新聞記者が書いた「冤罪を追え」(志布志事件との1000日)(朝日新聞出版)を読みました。 志布志事件とは、警察が事件をでっちあげ、選挙で買収、被買収をしたとして鹿児島県志布志の13人が起訴された事...